2012年3月24日土曜日

ブータン映画事情

ブータンにも映画館があります!


そこで上映されているのは、もちろんブータン映画。


パイレーツオブカリビアなんて見られません!

一年9ヶ月もブータンにいて一回も行っていなかった映画館に始めて行ってきました。

今回見る事にした映画は『2+2=5

入場料はNu.100 (170)。中には一階席と二階席がありました。選んだのは二階席。一階席は誰もいませんでしたw

さぁ、上映スタート!と日本であれば、ここで他の映画の予告が流れたりしますよね?

ブータンではというと、国王が映り国歌が流れていました。この時、客席のみんなは当然直立です。

いざ、映画スタート。映画はもちろんゾンカ語ですので殆ど理解できずwでも一緒に行ったブータン人が結構通訳してくれたので、何となく内容は分かりました。

途中、ジブリの音楽が二回も使用されており、少し焦ったりもしました!「訴えられたら確実に、この映画会社は終わる!!」と。

まぁ、ここは途上国ブータン。そこは置いといて。。。

今回のブータン映画の内容ですが
内容は、とても薄いものでしたね。
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小学校が舞台。
父を早くに亡くし、母に育てられている一人の子供が主人公。
算数の計算について授業で先生に間違いを指摘され、それでも「父から習ったから正解だ」と言い張る。それにより、クラス内で孤立し始めるが、学校のマドンナはその子に恋をしている。孤立しているが、他の生徒を助けていく。周りの子供達とも仲良くし始める。
母から貰ったプレゼントをマドンナにあげた時、突然車に引かれ死亡。
マドンナはそれ以来、しゃべれなくなる。
終了!
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というようなもの。

客を飽きない様にさせる為か、所々にコメディの要素が盛り込まれていました。しかし最終的に、主人公を事故死しさせ、客の心を痛めさせるという、低レベルのシナリオには、がっかりしました。

でも、海外ドラマを見慣れていないブータン人にとっては、これが娯楽の一つです。

帰国前に一度、ブータン映画を体験できてよかったかな。

2 件のコメント:

  1. 映画、まさかのバットエンド????
    マドンナが失語とかスッキリしない終わり方だね(汗

    tmd

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  2. >TMDさん
    最後、なんだか嫌な気持ちになりましたね。
    個人的には、こういう形で映画を見終えるのは好きではありません。残念。

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