2011年9月26日月曜日

プナカでラフティング

9/23~25の連休で、ティンプーから3時間程の所にある『プナカ』にラフティングをしに行ってきました。

今回は、先輩隊員が二年の任期を終え日本に帰国するため、送別ラフティング大会。

参加した隊員は12名。

プナカには、ゾンがあり、その前後を『モチュ』『ポチュ』と呼ばれる川が挟むように流れています。
※ゾンカ語で、モ:女、ポ:男、チュ:川の意味

プナカでのラフティングは、その両川を二日に分け、ボートで下るというもの。

日本のラフティングのように、少し急な川を下るというものではなく、景色を楽しみながら川を下るという感じのもの。

最近、雨が降り続いており、川の水量も増えていて一見危険に感じますが、川幅が広い為流れが若干早いと感じる程度でした。

写真で今回のラフティング大会を振り返っていきます。

一日目。
外で夕食&飲み。みんな歌ったり、話したり各々自由な時間を過ごしました!

二日目。『ポチュ』
朝食後、水着に着替え、ラフティングの出発地点にバスで迎います。

ちなみに泊まっていたのはこんなとこ。

テント向こう側はラフティングをする川の一つ『モチュ』。天気は残念ながら曇り。

途中、プナカゾンの辺りでバスを降り、景色を楽しみながら目的地方面に歩く。

ブータンで最長のつり橋を渡ったところで先回りしていたバスに再度乗り込み、目的地を目指す。
※推測約400m

スタート地点に着いたところで、ウエットスーツ&ライフジャケットに着替え、ガイドから注意事項を聞きました。

川を下っている途中で休憩し記念写真。

 ゾンの前でパシャリ!ギリギリ間に合った~。

もう一組のラフティングチームと水を掛け合ったりして楽しみました!

昼過ぎに、キャンプ場に戻り昼食を済ませると、スタッフが葉っぱに包まれた何かを運んできました。

そう、これが二日目の夕食のメイン!後でお楽しみに~。
 

出来上がるまで約6時間ほど待たなければいけないようだったので、カヤックをやらせてもらうことに!

もちろん、流れが遅いところで、指導員付き。
※左に写っている人は、指導員ではありませんw

カヤック!以外に難しいですね!

ロールと呼ばれる起き上がる技を身につけないと…確実に死にます!

気付いた頃には、既に夕食の時間が迫ってきていました!

予定の時間よりも、更に1時間程おいてからやっと取り出せる事に。
なんだ…

なんなんだ!?









そう!『豚さんの丸焼き』でした!

これがね…僕らが想像していたのは、日本の豚さんのお味だったんですよ…

でもね、食べてみると…やっぱりブータンの豚の味なんですね…脂身ももの凄く多いし!

メイン料理だっただけに…かなり残念でした!


三日目。『モチュ』
この日の天気は、いつまでも降り止まなそうな雨。

みんなのテンションもかなり落ちていました!

そして、予定してたスタート地点までは『ロードブロック』の為、いけませんでした!残念!!

その代わり、スタッフがボートに手動で空気を入れている間、橋の上から飛込み等をして楽しみました!
※流れが少し早かったので、下流の方でスタッフが安全の為レスキュー用の紐を用意していてくれましたが、川岸に近かったこともあり平気でした。

休憩ポイントで流れのないところで飛込み大会。

そして、ラフティングが終わると二日目に続き、一部の隊員でカヤックに再挑戦しました。

でも、誰もロールをクリアすることはできませんでした。次の機会にまた挑戦します!

そんなこんなで二泊三日のラフティング大会は無事終了したわけです。


実は、今回一人のアメリカ人『Johnny Strange 19歳』も一緒に参加していました。
※うちらは、ラフティング。 彼は、カヤックとライフジャケット付けて体一つで川下り…。

この人ね…凄いんです!

17歳の時…既に『アジア大陸:エヴェレスト (ネパール・中国 8848m)』登頂しているんだって!!!

ちなみに…12歳の時に『南極大陸最高峰のヴィンソン・マシフ (4892m)』に登っているんだって。。。

他にも
・オーストラリア大陸:コジオスコ (オーストラリア 2228m)
・アメリカ大陸:マッキンリー (アメリカ合衆国 6194m)
・北アフリカ大陸:キリマンジャロ (タンザニア 5895m)
・南アメリカ大陸:アコンカグア (アルゼンチン 6959m)
・ヨーロッパ大陸:エルブレス (ロシア 5642m)

って…七大陸最高峰を既に制覇しているって…マジで、どういうことっすか???

ちなみにご両親もエヴェレスト登頂してるんですよ!

はぁ?って感じですよ!

もう、今まで見てきた景色…全く違うっつーのw

最後に一緒に記念写真を撮りましたw

あっ、次の目標の山を聞いたところ…

『K2』だとのことです。。。

Johnny、マジで死ぬなよ!!!! ホント『Safe Journy!!!(安全な旅を)』だぜ!

でも、本人の名前に『Strange』なんて名前が入っている…

まぁ、こういう人はできちゃうんだよな~。


そういうことで、今後、注目したい人ができました!

話はラフティングに戻りますが、ティンプーに戻る時には物凄いいい天気になっていました!
なんじゃそりゃ!

でも、ラフティング・カヤックで十分楽しめたから良しとします!


おわり~

2011年9月4日日曜日

CTガイド下肺生検

最近、タイでIVR研修を終えた医師、看護師、CT技師が中心になり毎週水曜日に『CTガイド下肺生検』を行っている。

※CTガイド下肺生検とは
実際にCT装置で身体の断面像を見ながら肺の病変部に生検針を刺して組織を採取する検査。採取した組織を病理、細菌検査などに提出し、治療方針の決定に役立てる。

腹部に関しては、超音波検査下で生検を行っているが、CTガイド下での肺生検は今まで行われてこなかった。

これは、もちろんブータン国内では初の検査。

医師が採取した検体を検査技師に渡しているところ。

しかし、この検査後には、合併症が起きることもある。

・軽度なもの
気胸・血痰

・重度なもの
空気塞栓症・悪性細胞の播種・緊張性気胸・肺出血・血胸

が、あるとされている。

これらの合併症に対して、医師による迅速な対応ができる体制作りがされていることを願うばかりだ。

しかし、今の段階で胸部X線撮影で描出できないような微小な肺野腫瘤病変に対しては、まだ実施していない。

松茸

今年も松茸の季節がやってきました!

最近は、食べすぎで、歯ごたえはエリンギと変わらないなぁ~という風に感じています。

日本へは、$40/kgプラス送料で配送することができます。
※送料の参考…1kg:2700円、3kg:4700円、5kg:6200円

ブータンで食べればNu700/kg(1300円)なのに。

こないだ、実家に3kg送りました。美味しく頂いたようです!


さて、話は変わりますが、ブータンで食べられているインド産の玉ねぎを紹介します。
※左が日本産、右がインド産

ブータンでいつも食べているのって、日本に比べたら本当に小さいです。

かといって、味が凝縮されて美味しいかと言えばそうではなく、日本の方が甘みがあって食べ応えがありました。

ちなみに、茄子はブータンの方が大きくて、美味しくありません。

2011年9月3日土曜日

ブータン ヘアカット

ブータンで初めて行った床屋は、インド人がデカイハサミのみで切る店でした。

結局、この店には3回行ったかな。カット料は、Nu40(70円)

安いんだけど、一番初めの時、カット後にいきなり「これがインド式マッサージだよ~」とマッサージされ、合計Nu90請求されたんです!

何でカット料より高いんだよ!っと、思いましたが「まぁいいや。次からは絶対払わね~!」と、払いましたよ。

その次に行ったのは、シスターに紹介してもらったヘアサロン。

聞いてた料金はNu50だったけど、外人だからとNu60にされました。
なんだそりゃw

まぁ、腕がいいと聞いているからいいか!と切ってもらうと、英語が分からないようで、カットの指示に困りました。

で、テクニック?…ありませんでしたw

ということで、それからまた新しいヘアサロンを探していたのです。

ある日、友達にヘアサロンについて聞いてみました。すると、

「弟がインドから2年のヘアカット修行を終えて、帰ってくるよ。近々オープンする」と情報を入手。

まだ店が決まっていない時に、試しにタダで切って貰ったことがありますが、今までのブータン人美容師とは全く違く、日本に近い感じがしました。

それから、ブータンで髪を切るならココ!と決めました。


今回は、9月にオープンしたばかりの友達のヘアサロンを紹介します! 

場所は、メイントラフィックの近くの、この建物 (二階には、日本語教室が入っています。)。

そして、「Bhutan kitchen」とレンタルDVDショップ「Osang」の間、お菓子屋の二階。
※まだ看板ができていませんが、予定は下の写真のもの

店の名前は「Status SALON」

ここからは、お店とカットを紹介していきます。

まずは、オーナーをパシャリ。

年は24歳、爽やか青年という感じ。店の感じも他のどの店よりもいい!
※5日後には、妹がビューティシャンの研修を終えインドから帰国予定。

早速、カットしてもらいました。
もみあげがうざいので、日本でもしていたようにツーブロックにし、整えてもらいました。
※切る時、他のブータン人にはないテクニックと、すきバサミをちゃんと使います!


ここからは、俺の後にきた女子大生のカット風景を紹介していきます。

①まず日本の同様に髪を濡らし、切るとこ以外の髪を整えていきます。

②話をしながらカットしてきます。

③スタイルが決まったら、ドライヤーで髪を落としながら乾かします。

④ハサミを逆さに持ち、毛先をカットして行きます。最終調整?

⑤ブラシとドライヤーで形を整え出来上がり。髪の洗い方等のアドバイスもしていました。

最後に、自分の髪型を。

・カット料男性Nu80、女性Nu100

安いし、格好いいスタイリストに切ってもらえる。ブータンに住んでいる日本人の女性!

是非一度行ってみてください!

最近では、ブータンの女優さんもきているらしいですよ〜。

ひどすぎる新居

7月から新しい家に住んでいますが、この家がひどすぎる。

過去に先輩隊員が住んでいたこともあり、セキュリティー面等では大丈夫だろうと思いこの家に引越すことを決めたが…ひどすぎる!

何がひどいって、住み始めてすぐに天井からの水漏れがスタート!

って、ここ4階建ての2階なんですけど…

何回も大家の側近に「水道屋に頼んで修理してくれ!」と言っているにも関わらず

水道屋が来ない、来ても適当にチェックして 「3~4日で乾く」 と言われ

待った期間1カ月半…。

そこに来て、ネパールから帰って来てからの断水。かれこれ、もう2週間以上!

まぁ、これは水道局の問題らしいから何も言えないけど、「いつから水が来るの?」 と聞いても、あやふやな感じ。

てか、何で水来ないの、このアパートだけなんだよ!って感じ。

で、大家の旅行会社で働いている大家が何でもコイツに言ってくれと言っていた従業員に、いい加減、俺もキレて言いたいことを言った!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

そしたら、大家が来て 「ここは、俺の家だ!気にくわないならホテルに住むなり、出てくなり勝手にしろ!」 と…

マジでね 「はぁ~~~(゜レ゜)?おいおい、こっちは、住人だぞ!?」

って感じですよ。

そんな事言われたもんだから俺も呆れちゃって…

んで、そのまま大家を部屋に連れて行って、現状を見せてやった!!!
※てか、三週間前にも見せたんだけど、10日位で乾くとかっていわれてたけど、もっとひどくなっていた現状を見せてやった!

「何回このバケツに溜まった水を捨てたと思ってんだ!床が水浸しになる時だってある!それに、俺は今、水が出ないからこれをトイレ流すのに使ってんだぞ?これがブータンの家だって言うなら、納得して住む!だけど1カ月半もこんな状態で、おまけに断水も2週間以上!なんすかこれ?」って、言ってやった!

そしたらようやく事態を把握してくれたのか 「Oh, Sorry Sorry.」 とか言って

その後は、大家自ら電話してくれたり、大家専属の水道屋に意見してくれたりしました。

どうやら上の階の構造に問題があるようでしたが、これって要は欠陥住宅でしょ?

でも、まだまだ先の見えない修繕作業…

気持ちよく住めるのはいつになることやら…

<家の現状の写真>
ゲストルーム

ゲストルームの天井

使用していないベッドルームの天井
 

 使用しているベッドルームの天井

と、キッチンも含め、全ての部屋の天井が水痕がある状態です!

外人ということで、他の住人より家賃が高い。まぁ、俺が金払っているわけじゃないからそれはいいんだけど、毎日こんなんで正直参っている。

住む前に、水問題は大丈夫か?確認して入ったにも関わらず…ひどい家に当たってしまったな。

引越したい気持ちはもちろんあるが…正直「もうめんどくさい!」というのが本音。。。


それにしても…「日本のサーブス、対応の早さって本当に凄いな!」と、改めて感じさせられました!