最近、タイでIVR研修を終えた医師、看護師、CT技師が中心になり毎週水曜日に『CTガイド下肺生検』を行っている。
※CTガイド下肺生検とは
実際にCT装置で身体の断面像を見ながら肺の病変部に生検針を刺して組織を採取する検査。採取した組織を病理、細菌検査などに提出し、治療方針の決定に役立てる。
腹部に関しては、超音波検査下で生検を行っているが、CTガイド下での肺生検は今まで行われてこなかった。
これは、もちろんブータン国内では初の検査。
医師が採取した検体を検査技師に渡しているところ。
しかし、この検査後には、合併症が起きることもある。
・軽度なもの
気胸・血痰
・重度なもの
空気塞栓症・悪性細胞の播種・緊張性気胸・肺出血・血胸
が、あるとされている。
これらの合併症に対して、医師による迅速な対応ができる体制作りがされていることを願うばかりだ。
しかし、今の段階で胸部X線撮影で描出できないような微小な肺野腫瘤病変に対しては、まだ実施していない。
安静臥床2時間、気胸予防のための頭部挙上禁止など実施後のケアはされているのでしょうか?
返信削除>匿名さん
返信削除貴重なコメント、ありがとうございます!!
気胸防止のケア等…どうしているのでしょうか?
病棟スタッフが対応していますので、僕らには分かりかねます。ですが、指示を出しているDrに『実施後の患者ケア』について聞いてみようと思います。
技師の学校に通っています^^二十歳のものです^^
返信削除突然で申し訳ないのですがapoolshotさんは何年間日本で働いておられたのですか??
>専門学生さん
返信削除はじめまして。そしてコメントありがとうございます。
私は、日本で4年働いてこの青年海外協力隊に参加しました。たぶん、私の知っている技師隊員の中で、最も若い技師に入ると思います。
応募前、私自身色々考えました。
もっと日本の医療現場で経験を積み、日本の技術を持っている状態で行くのが良いか?
経験は浅いが学生の頃学んだ知識が衰えていない状態で、更にその若さを活かし日本のやり方だけに決して捕らわれず、柔軟に途上国の現場で活動して行くのがいいか?
理想はもちろん、日本でしっかり経験を積み途上国でも臨機応変に対応できる妥協さを持ち合わせている隊員だとは思うのですが…私は思い切って後者の意見で応募しました!
今でも、どちらが正しかったのは分かりません!
やはり、「経験をもっと積んでいる先輩技師が来ていれば、もっと簡単に伝えられられたのではないか?」と悩む事も少なくありません。
しかし、それは私達隊員が判断するのではなく、一緒に働いている現地スタッフに判断してもらえばいいことだと思うようになりました。
※もちろん自分ができる最高に近い状態で働いてということが大前提ですが…。
経験した人達が、こうやって「海外で活動してもいい」と思うかもわかりませんし、現地の人達が「いい!」と言ってくれれば、若輩者の私達が活動を共にしてもいいのだと思います。
それよりも、もっと今の自分で現地の為に何ができるかを考え、それを日々の活動に繋げていければいいのだと思います。
私は、少なくともそう考えて活動をしています。
※もちろん自分で考えた上、更に日本の諸先輩方の意見も聞き、実際に活動に繋げてもいます。
長いコメントの返信でしたがお付き合い頂いてありがとうございました!