2010年8月31日火曜日

MATSUTAKE

さて…同期から松茸をもらったので紹介します。 この迫力…マリオで例えたら、完全に「1UP」級でしょ!!

で、この松茸を今日の夕飯にしました。

持っている方が多いと思われる、我らの味方「メンターム」でもう一度サイズを確認してみましょう!
・高さ
・幅
だいたい分かりました?

さて…どう料理しましょうか…。

皆さんならどうします??

悩みました…

薄くスライスして 焼き&焚きこみ&お吸い物…等々

でもね…一人暮らしをしていてこんなデカイ松茸もらっちゃうとね…

欲望を抑えることができなくなり…

結果的にこうなってしまうわけなんです。 ~材料~
 ・松茸  1本
 ・塩   少々
 ・醤油  適当
 ・水   適当

鍋にぶち込み、ひたすら茹でるのみ!

まさに、僕らの夢…「THE 男料理」ですね。

子供の頃…よく、お爺ちゃんがインスタントの「松茸の御吸い物」を飲ませてくれたっけか…

と、作りながら思い出していました!涙

そして、赤米・梅干し(実家から持参したもの)・麦茶

と、一緒に頂きました!!!味は??って?

そりゃ、もちろん濃かったですよw

でも、最高に美味しかったです!

これ…日本の皆さんは贅沢って思うかもしれません…

でも、ブータンの人からしたら…きっとシイタケとかわらないんでしょうな。

ご馳走様でした!

2010年8月29日日曜日

食の紹介

今日は、一人暮らしを始めてから初めてブータンのダツィ系の料理を作りました。

ダツィとは、ゾンカ語でCheeseという意味です。

今回作った料理は、シャモ・ダツィ(キノコ・チーズ)。

「シャモ」の部分がエマに変われば唐辛子、ケワに変わればじゃがいいも・チーズになるわけです。

しかし、それだけしか入っていないというわけではありません。

メインがシャモ・エマ・ケワなだけで、それぞれにいろんな野菜が少しづつ入っています。

これは、ブータン家庭で作られている定番料理の一つです。

作り方は超簡単!!

 ~材料~
 ・キノコ
 ・チーズ
 ・他の野菜(今回は、唐辛子・ジャガイモ・玉葱) 
 ・バター 
 ・塩
 ・こしょう
 ・水(牛乳を混ぜてもいい)

分量は、全部適当で良いです!


味付けは、少しづつ変化させていき、自分のお好みを見つけていくという感じ。

これを全部、圧力鍋にぶち込んで火にかけるだけ。

あとは、圧が抜けるのを待つのみ(3回くらいプシューというまで)

そして、火からおろし、自然に圧が抜けるのを待つ10分。

出来上がりは、水っぽくてもOKだし、ドロドロしててもOK。

まさに、失敗がない料理なんですw

今回の完成はこんな感じ。


※圧力鍋は、この後ご飯を作るために使ったので、鍋に移して写真を撮りました。

今日の夕飯は、こんな感じ。
Menu
 赤米・シャモダツィ・水・プラム


ついでに途上国での生活必需品である、「水のろ過機」を紹介します。

水道からの水を煮沸させ、冷めたら上に流し込みます。 あとは、ひたすら待つのみ。

上の汚い水が、下の綺麗な水に変身していますね!

雨が降った日などは、特に濁ってる感じがします…。

食生活はこんな感じです!

2010年8月27日金曜日

Hospital2

自宅でNetができるようになったので、病院の紹介の続きをしたいと思います。

この写真の先でしたよね。 この先には、レントゲン・CT・MRI室があります。

ちなみに、CT・MRI検査の待合室はこんな感じです。

きれいに整っているように見えますよね?

実際に人がいると、全然そんな感じはしません。

そして、CT・MRI Unitの入ってすぐ右側にCT室があり、奥にMRI室があります。

CTは、Philips社製のMSCT(16列)です。

MRIは、GE社製のMRI(1.5T)です。

しかし、約2週間前からCTの管球という放射線を出すための一番大事な部分が壊れていて…現在は動いていません。

代えの部品の在庫がないということで、シンガポールから取り寄せなければならないみたいなことを言っていました。

そして、本日やっと部品が届き、インドから来たエンジニア達が交換作業をしていました。

今は、こんな感じにOpenされています。 座っている人と、装置の横で見上げている人がインドからのエンジニア。

それ以外の人は、CTとMRIの技師です。

そして…実は一昨日からMRI装置の調子も悪く…昨日の昼頃に完全にStopしてしまいました。MRIの方は、ある部品を交換すれば直る気配でしたけど…。

病院のCT・MRIが、両方とも動かない時があるなんて…あるもんなんですね!笑

月曜には復旧している予定です。まぁ、当てになりませんが…。

ということで、今日はレントゲン撮影を見ていました。

こちらは、生フィルムで撮影していました。

というか…写真を見てお気づきの方もいると思いますが…

撮影室内に遮蔽板があるだけで…撮影中も技師は室外には出ません。

そして、もう一つ間違い探しが…

はい…黒いカーテンがあるところなんですが…あれ…実は窓なんです! しかも、その方向はというと…玄関なんです!

さらに、廊下に繋がっている撮影室の扉が…木です!まぁ、よく見ると中心に鉛らしき鉄板が入っていますけど…

日本では、ありえない作りだってことくらいはわかりました…笑

CT・MRI Unitとは違い…これぞ、「途上国の現場」って感じがしました。

こんな感じの病院で、残り1年10ヶ月の活動をしていきます。

2010年8月26日木曜日

ついに…

早くもこの日がやってきた…

そう、Internet解禁日。

一人暮らしを始めて早3週間。

活動を始めて、長いようで、長くて、本当に長く感じた1ヶ月間。

辛く感じたな…。よく絶えた!そんな自分へのご褒美のつもりだったのかもしれない。

Bhutanの同期隊員の中では一番乗りではないだろうか。

これも全て、面倒見のいい大家さんに恵まれたからだと思う。

これで、たくさんBhutanの情報を更新していくことができる!

お待たせしました!って、待ってないか…w


しかし、Internetを繋いだことが…果たして良かった事なのかどうなのかはわからない。

なぜって…

Netに繋げば簡単に日本語に触れることができるし、いろんな情報も手に入れることができる。

本当に、Bhutanを忘れてしまう瞬間だといつも思うからだ。

Bhutanも、Netが繋がるようになり、外国の情報を簡単に知ることができるようになったことで…良い意味でも悪い意味でも変わってしまったようだ。

自分も、必要以上にNetに依存しないように気をつけたいものだ。(って、もう依存してるかも!)

しかし、日本のみんなからのMessageやAdvice・同期隊員の奮闘記にはいつも励まされ、活力をもらっているのが事実だ。

みなさん、いつも本当にありがとうございます。

そして何より、こういう気持ちをすぐに伝えられる事も嬉しく思う。


結論が出た…。

やはりInternetは、今の自分には必要なものなのだ。

これからも絶妙な距離感を保ちつつ、活動の源にしていきたい。


※Mail等でのMessage・Advice、どしどしお待ちしております!

2010年8月25日水曜日

各科対抗Football大会

現在、所属しているJDWNR病院では、8/16から各科対抗(11 team参加)Football大会が開催されています。

配属されて4週間目でFootball大会参加って…。業務以外でStaffとふれ合うことは、いつかはあることだと思っていたけど、いや~早かったですね!

はじめに言っておきますが…Bhutanの首都Thimphuは標高2500mの場所。

そんなとこで、90分走り続けるなきゃならないなんて…俺はアスリートかっ!?

しかも、仕事後ね…

でも、自分が所属している放射線科は、去年の優勝科のようで…負けるわけにはいけません!

自分も、助っ人外国人みたくなってるし…笑

場所は、病院の向かい側にある、Police ground(警察管轄のグラウンド)

4 groupsに別れており、自分たち放射線科は歯科・麻酔科と同じでした。

・初戦… 放射線科 VS 歯科

でも…試合時間が迫ってきても全然memberが集まってこなくて…
結局、足りない9人のままで試合をやりました。

これが噂のBhutan timeなんですね…w

※結果は、1-3で敗戦。

ずっとDFをやっていましたが、最後の最後でFWにされて…まぁ、点決めてやりましたけどね!

もっと、早くトップにしてくれればな…勝ったかも?

いや…DFボロボロだったし、結果は人数集まっていなかった時点で決まってたのかな…。

負けてしまったけど、最後まであきらめず、みんなで試合できたのが嬉しかったです。


・2試合目… VS 麻酔科

やったのは22日…そう、唯一の休日の日曜日、朝8時からやりましたよ。

ホントに、ブータンの人は元気です。

今度は、ちゃんと11人集まりました!

※結果は、3-1で勝利!!

勝ったことより、11人で試合ができたことが嬉しかったです。

でも、試合前のshoot練習で股関節の筋が痛くなってしまい…自分的には許せない試合でした!

これで、今日のFinalsに進むことできたんです。


・Final league… VS … (名前忘れた)
試合は、負ければ敗退の大事な試合だったにも関わらす…「アーチェリーをやる為」とキーパー不在でした。

※結果は、0-6で敗戦。

途中からFWもやったけど…大事なところで外してしまい…不甲斐ない試合でした。

でも、みんな「来年もまた頑張ろう!」と負けたにも関わらず、キラキラしていました。

そして、試合後は芝生の上でお茶して締めくくりました。

ホントに楽しかった~!!


今回、優勝することはできなかったが、今まで絡みのなかったレントゲン・超音波担当の技師(自分はCT/MRI Unitにいるので)が試合後、職場で気軽に声をかけてくれるようになった。
このように職場に慣れていなかった自分が、仕事以外のFootballを通して同科のみんなと仲良くなることができたことが、何よりも嬉しかった。

同期のみんな!
日々の活動で疲れているとは思うけど、仕事以外のいろいろな行事にも積極的にどんどん参加していき、同僚・地域の人と良好な関係作りをして行きましょう!
ホントの活動が始まるのは(できるのは)、その後からなのかもしれないね。

2010年8月21日土曜日

sabuji market

今日は、いつも使っている市場の「サブジマーケット」を紹介します。

この市場は、自宅から20分ほど歩いたティンプーの中心地にあります。

毎週金曜~日曜日まで開かれていて、毎週地方から農家の人たちが野菜や果物を運んできています。

比較的、新鮮なものが欲しければ金曜日に、安いものが欲しいなら日曜日に行くという感じです。
売っているものは、みんな大体同じですが、大きいものや質を求めながら、店を転々としていきます。

語学の研修や、同期とでは何回も来ていたけど、一人で来たのは今回が初めてでした。
なので、まだ決まっていく店はありません。

今回は一人だったので、野菜を選びながらお店の人ともたくさん話しをすることができました。

そして、また来たいと思える店を野菜・果物コーナーでそれぞれ見つけることができました!

途中、話に夢中になり過ぎて、お金を払うのを忘れて帰ろうとしてしまったなんて事もありました(笑)

あわてて戻ってお金を払おうとしたら

「いいよ、いいよ。いらないよ~!」と…

えっ…?

いや~ホント驚いた…。

だって、お金稼ぎにわざわざ地方から野菜持って来ているのに、いらないって。。。

ちゃんと無理やり払ったけどね!笑

少し話しただけでも自分を知ってもらえた上で言ってくれた気がして、嬉しかったです。

自分は、途上国でこういう現地の人とのふれあいを一番したかったんだと思います。


~今日の野菜と果物~
ジャガイモ(Nu30/h kg)・キャベツ(Nu20/1個)・ナス(Nu15/h kg)・人参(Nu25/h kg)青菜(Nu15/1)・赤米(Nu45/kg)・バナナ(Nu15/6本)・リンゴ(Nu25/half kg)
※日本円への変換は2倍。

約400円の買い物でした。
そして、お決まりの料理。
野菜炒め・赤米・味噌汁・自家製麦茶
今は、日本的な味付けしかしていないけど、これから少しずつ現地料理もRotationに入れていこうと思っています。

2010年8月20日金曜日

びっくり仰天News

ある土曜日の出来事。

土曜日の配属先病院の営業時間は、9時~13時まで。

CT・MRIの検査は、毎週それぞれ3~4件しか入っていないのが普通。

でも、この日はカンファレンスがあるということで…12時から最上階の6階会議室に行った。

会議室には、インド人がいて…プレゼンでもやるのか?というような用意がされていた。

どういうこと?

と、一人キョトンとしていると…

インド人が急にPCとカメラをいじり出し…日本では想像できないような大掛かりなカンファレンスが始まった。

それは…「ブータンとインドとのDrの意見交換会」だった。

今日は、”読影医Ver”で、当病院で経験不足等から診断がつけることができなかった症例をインドのDrに見てもらいセカンドオピニオンを聞くというもの。

画像をどう送っているのかはわからなかったが…個人情報とかも表示されていたし…


先進国である日本では、法律や金銭面の問題?で簡単にはできないようなことを…
途上国であるブータンでは、やすやすとやっていて本当にビックリさせられた。 カンファレンスにあげられた症例は4件で、1時間みっち意見交換が行われていた。

技師はというと、後ろで意見交換を聞いていた。

「MRI・CTの技師は、知識があるなぁ」といつも感じていたが…こういう会が定期的に開かれていたとは。

こんな経験は日本ではできないので、是非また参加したいと思う。

2010年8月18日水曜日

meal

今回は、Bhutanでの食事を紹介する。

ブータンは、世界で一番辛い食生活をする国だと言われている。

その理由は…

ブータンでは、唐辛子は野菜に分類されており、何にでも唐辛子を入れるからだと言われている。

一人暮らしを始めて3週間目になるが…まだ、自分の家で唐辛子を使った料理を作ったことがない。

いつものMenu

Breakfast … cornflakes or 前日のdinner残り物
Lunch   … bread(仕事が15時に終わるのでその後)
Dinner   … boiled rice(ご飯) & mixed vegetables(野菜炒め) & soup

と…こんな感じ。


今までブータンで食べた食事を簡単に紹介していく。

ブータンの町のどこかの食堂で食べたcurry

なぜかお代りが自由…っていうか、勝手に入れてくる。

辛いのでいつもしません。

歓迎会で食べた食事。

赤米は、ブータンのお米よりも値段が高い。

ブータンのお米…Nu25/kg
ブータンの赤米…Nu45/kg
ブータンで作られているいわゆる日本米…Nu50/kg

今となっては、こういう食事はなかなかできない。 RIM研修の11時のBreak timeに頂いていた食べ物。

RIM研修のLunch。

ドミ(隊員宿舎)に住んでいたときに、みんなで作った食事。

肉・唐辛子・野菜・バター・チーズを適当に入れて圧力鍋で作ったもの。

これが、噂のエマ・ダツィ(唐辛子&チーズ)

ブータンの夜は、これか・ケワ ダツィ(じゃがいも&チーズ)・シャモ ダチィ(キノコ&チーズ)・なんとかcurryがほとんどかな。

圧力鍋で簡単に作れる。

適当な野菜炒め。

ゴウヤチャンプルー(ゴウヤが一一番にふつうに売っている)

salad

一人暮らしを始めてからの食事。

左は、pressure cooker(圧力鍋)で焚いたご飯。右は、Vegetables Soupブータンでは、今の時期松茸が採れる。

前は、物凄く安かったらしいんだけど…高く輸出できる事がわかってしまったようで…

今は、日本に比べれば普通に安いくらいかな。

自分では、まだ買ったことがない!たまにJICA関係の人が差し入れしてくれたのを食べるくらい。

前に、みんなでもらった松茸を使って、「シャモ ダツィ・スープ・松茸ごはん・焼き」を食べた時があった。その時は、本当に幸せだったな~。 これだけではブータンでの食生活は伝わらないと思うが、これからも少しずつブータンの食事をUPしていくのでお楽しみに!

2010年8月12日木曜日

Hospital

今回は、自分の配属先であるJDWNR病院を、簡単に紹介しようと思う。

ブータンの医療費は、国が負担している。

そのため国民だけでなく、外国人までもがタダ…。

すごい!としか言いようがない。

ブータンには、いくつか病院と診療所があるが、JDWNRHは国で唯一の総合病院である。

機器は、ほとんどIndiaからの寄贈で、病院自体もIndia式な感じがする。

基本的には一通りの検査は、できていると思う。

しかし、手術できる症例(術者)が限られているので、院内で治療できない患者は、すぐにIndiaに送られる。
どのくらいで送られるのかはまだ聞いていない…

営業時間は平日9:00~15:00、土曜が13時まで。

救急は、24h体制できている。

救急が入り検査が必要になれば、その日の担当技師が電話で呼び出されるよう。

※自分は、このrotationには入らない予定。

JDWNR病院には、旧病院と新病院があり、自分の勤務しているのは新病院の方。

entranceは、警備員もいて…厳重な感じがする。

病院内に犬が入り込んでいることもよくあり、清潔さは保てていないと思う。

受け付けはいつも混雑している。

自分の所属しているのは、2階のCT&MRI Unit。 と…この先は、写真がまだ撮影できていないので、また今度!

2010年8月8日日曜日

Home stay

五日間のHome stayに行ってきた。

場所は、ブータンんで唯一空港のあるパロ。

農業が盛んな町で、農家のHost familyにお世話になった。

少しだけだが、パロのHome stayでの事を書こうと思う。


到着してすぐに、近道の田んぼ道を通りながら移動した。そして昼食は、こんな感じのブータン料理をご馳走になった。 パロの町。

基本的に食事はこんな感じ。

朝からご飯とカレーはお代りをさせられた腹いっぱい食べさせてもらった。 奥さま方と、クルーと呼ばれるダーツをして楽しんだ。

約25m離れた的に向かい、特製の矢を投げる。ひたすら続いた。 Uma group のHotelを見学しに行ったら、いろんな部屋を見せてくれた。

ディカプリオ・中田英寿・稲本も泊まったことがあるHotel。

ディカプリオは半月前に来ており、泊まった部屋も見せてもらった。

りんごは、食べ放題だった。

Host familyの子供たちといろんな遊びをした。

デュゲル・ゾン
西岡チョルテン

パロ・ゾン
Host familyと

帰る日…朝からなぜかbeerを飲ませてもらった。
最終日、Home stayをし切ってくれた、ペマさんと記念写真。

ドミに帰ってきた後、すぐに青空の下で汚れた服・靴を洗濯した。

そして、みんなの寝袋・荷物をバルサンした。
すごい濃い5日間を過ごせた。

一番の思い出は、やはり人生初めてノミ・ダニに噛まれたことだろう。

でも、このHome stayで現地の人たちとふれあえたこてで、いろんな免疫がついたと思う。

この経験が、きっと今後の活動に活きてくることだろう。

ありがとう!パロ!