今回は、ブータンでの活動を支えてくれている同僚を紹介したいと思う。
主な同僚は、医師1名・看護師1名・CT技師3名・MRI技師3名。
その中で、最も信頼している同僚が次の2人だ。
『CT技師リーダー ゴパール』
CT ゴパール…
ブータンには、CT技師が3人いるがそのリーダーで、一番好きな同僚。
※CT・MRI技師も元々は、X-ray技師。ブータンでもCT/MRI検査を開始するということで主任クラスの技師が約5年前に選抜され、海外での3~6ヵ月の研修を修了。国内CT検査の約4年半の経験を持っている。
普段は、とっても大らか。しかし、いざ仕事が始まるときびきびと動きまわる。やはりリーダーということもありとてもしっかりしている。
問題点にも真剣に取組む姿勢があり、同僚の中で一番信頼している。年下の自分の意見も真剣に聞いてくれる。
問題点にも真剣に取組む姿勢があり、同僚の中で一番信頼している。年下の自分の意見も真剣に聞いてくれる。
『看護師 ミナ』
Sister ミナ… (ブータンでは、看護師をシスターと呼ぶ)
ミナは、まさにシスターというように自分にとって姉のような存在。
とても若く見えるが既に2人の娘がいる母。
かなり経験を積んでおり病院内ではシニアに位置している。
※シスターは、白いキラを着用しているが、そこに使用するケラと呼ばれる腰帯の色で「位」が分かる。「白→青→赤」に別れているが、ミナは一番上の赤を着用している。
専門は、小児科ナースだがCT/MRIナースがタイへIVR研修に行っていた3カ月間、助っ人で手伝いに来てくれていた。
医療英単語を全て把握できているわけではない自分の片言の説明にも、きちんと聞く姿勢を示してくれる。
アフター3に、お茶をしながら時間を忘れてお喋りできる唯一の同僚。
『他の同僚が撮影した奇跡の3ショット』
※ミナは、CT/MRIUnitの時「動きやすいように」と病棟で小児向けに着ていた
ピンクの服で働いていた。
ミナが職場に来るまで、同僚とのコミュニケーション取りに悩んでいた。
しかし、その明るい性格と真面目で優しい人柄に出会い、完全に救われた。
そして、インドに行きブータン人がどうなのか再確認できた。
それから、1カ月間のCT業務をゴパールさん、ミナ、自分の3人で行い信頼を深めた。
※同僚の1人がタイに3カ月間「IVR研修」と、もう1人が兄弟の病気の検査の為インドへ行っており不在だった。
残りの活動は1年1カ月、やれることが定まってきた感じがある。
やはり、自分のモチベーションで活動は何とでもなるのだと思った。
残りの活動を、この同僚たち、そしてブータンの患者さんの為にしたいと今本気に思えている。
本当にうれしいことだ。
改めてこの二人に感謝したい。
「ありがとう」