2010年9月13日月曜日

ドムチェ

「泣く子はいねか~」

今日は、年に一度開催されるお祭り「ツェチュ」の紹介。

※ツェチュとは…グル・リンポチェの祭り
ヒマラヤ地方に仏教を伝えたパドマサンババは、グルリンポチェとして今も敬慕されている。彼の布教活動を再現しその威光を悪霊達に再確認させるために営まれる法要であり、ほとんどの寺院にそれぞれのツェチュがある。

その前日祭のようなものが「ドムチェ」

※ドムチェとは…ツェチェに先行して寺院内で行われる宗教儀式


自分の住んでいるのは、ブータンの首都ティンプー。

家から30分程歩いたところに、『タシチョ・ゾン』がある。
※意味…祝福された宗教の砦
ここは、宗教界の最高権威ジェ・ケンポを頂点とするブータン仏教界(ドゥク派)の総本山であり、国王のオフィスでもある。

そして、ここがツェチュ、ドムチェの会場になる。

今年のツェチュは、9/17~19の三日間で、ドムチェが13日。

今日は、そのドムチェに行ってきた。

タシチョゾンには、朝からすごい人が集まっていた。人によっては前日の夜からなんて人も…
こういう特別な日は、みんな金糸の入ったような一張羅の民族衣装を着てくるようだ。

確かに、男性も女性もキラキラしていた。

女性にとっては、キラのfashion showなのかもしれない。

そんな、混雑している会場に一匹の犬がいた。

 この犬が見ている景色…
 そう…これが「ドムチェ」
 物凄い迫力だった。

ドムチェ会場は、こんな感じ。
ついに今週末、「ティンプー ツェチュ」が開催される。

初めてのツェチュ…ドムチェと比べてどうなのだろうか。

法要の最中には、「チャム」と呼ばれる躍進的な仮面武装が僧侶によって演じられるようだ。

※チャム…
悪霊のパワーを封じるための儀式で、集まった信者に目に見える形で仏法を説く。

さらに最終日には、「トンドル」と呼ばれる大仏画が開帳されるようだ。

当日は、民族衣装で参加するつもり。

ブータンの祭りを、おもいっきり肌で感じて来たいと思う。

4 件のコメント:

  1. こりゃあ、うかれてしまうわな。
    楽しそう。ドムチェ会場紹介の繋げた画像は最高にわかりやすかった!興奮が伝わってきそうだよ(  Д ) ゚ ゚
    てかムーチョだのフルーチェだのカタカナ多すぎでさっぱり覚えらんねぇw
    ただ、こんな中で仕事してるなんて凄すぎる!

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  2. >TMDさん
    会場は、物凄い人と、日差しで…汗ダクでしたけどねw
    みんな家族で来ていたりしているので、リンゴやら、でかキュウリを食べていましたw本当にカタカナにすると結構似たような感じですよね…。
    しかも、この国同じ名前の人多すぎなんですw

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  3. 空がスゲー綺麗だなぁ
    抜けるような青っつうの?
    写真の腕かな?
    よっ写真屋さん!

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  4. >X-menさん
    カメラがいいわけでも、撮影技術があるわけでもありません!
    ブータンの空が…本当に青いんです!
    日本では、見たことのないような青空と白雲と緑樹のコントラストが最高なんです!
    ブータンの空を感じて頂けたようで、よかったです♪

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