2010年9月23日木曜日

ドチュラ

今日は祝日『blessed rainy day』で職場は休み。

この日は、ブッダが清めた水を天から降らすと言われている日。

みんな前日に外にバケツを置いておき、朝5時くらいに溜まった水で頭や顔を洗うらしい。

雨が降らなかったらどうすんだろ…

そんなことを思っていたが、ブータン人はみんな降ることを信じている。


この日

職場のレントゲン技師の家族にPicnicに誘われ『ドチュラ』というところに行ってきた。

職場からTaxiで約1時間・Nu100/人で着く所。

しかし、ドチュラまでの途中に崩れた道を整備していたこともあり30分ほど余計にかかった。

崩れる事を予想した作業ではなく、崩れた後の対応。

こういうのも途上国って感じがする。
 車の中、いろんなゾンカ語を習いながら気付いたら着いていた。

車から降りた瞬間、空気が違った。

なんてったってドチュラは、標高3150m。そこに半袖…寒かった。
運よく快晴だった場合、マサ・ガン(6800m)・ブータン最高峰のガンガプンスム(7570m)が見えることもあるようだ。

この日は、晴れてはいたが霧がかっていた。

 そして、みんなでLunch。もちろんブータン料理
 ・赤米
 ・ケワダチ
 ・シャモダチ
 ・パクシャパ(豚の脂身の多いやつ)
 ・チキン

重かった。

ご飯が食べ終わる頃には、辺りは霧に包まれていた。
そして…雨。
ホントに降った…!

ちょっと、ビックリして思わずはしゃいでしまった。

そのあとは、この108基の仏塔があるチョルテンの周りを回った。
※かつては大きな仏塔がポツンと建つ物寂しい場所だったが2004年に108基の仏塔が新設され、周辺も公園の様に整備された。

最後に、みんなの写真を撮って帰った。
ツェチュに続き、神秘的な気持ちになれた日だった。

2 件のコメント:

  1. 雨が降るのではなく、祈る気持ちが天に伝わって雨を降らせているんだね。
    空がとてもきれいに感じるけど気のせいかしら?
               ケリー

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  2. >ケリーさん
    前日にその話を聞いていたのですが、「降らなかったらどうすんの?」とばかり聞いていました。
    そんな自分が、ちょっと恥ずかしくなりました…。
    信仰心ってすごいね!神秘的な体験ができました。

    ブータンの空は、日本では見たことないくらい青々しています!それが伝わってよかったです!

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