2010年9月9日木曜日

対応、早っ!

前回紹介した、レントゲン装置の照射野中心のズレを修正したというので見てきた。
※修正前はこちら

・照射野とは…
放射線を出す方向に対してどれくらいの範囲に出すか調整された範囲のこと。
 距離:100cm

距離:寝台近く
おぉ、修正されている。

エンジニアに来てもらい、修正してもらったらしい。

でも、光・実照射野のズレはどうだろう。
(日本ならFFDの1%程度のズレに精度管理されていたと思ったが…)
…今度、測定してみようと思う。

日本のように、定期的にメンテナンスが実施されているわけではなく、問題が発生したら対応してくれるみたい。

こちらは、今日の午後の写真。
CT検査が終了したので、レントゲン室を覗きに行ったら日本でいう技師長が、ポータブルの照射野を修正していた。
 どうやら、光照射野(上の写真のように、目で確認できる範囲)と、実照射野(実際に照射される範囲)がかなりズレていたようで、自分たちで修正していた…。

実際にカバーをこんな感じにOpenしてね…
…見なかったことにして、CT室に戻った。

えっ!?あそこって開けて、あんなふうにドライバーでいじっちゃっていいの!?

日本では、エンジニアがいじる所を、途上国では自分たちでやってしまうようだ。

でも、「昔の日本では自分たちで直していたこともあった」って聞いたことがあったな…もちろん知識があった上でだったとは思うが…

まるで昔の日本にタイムスリップしたみたい!

今の日本ではできない貴重な経験が、たくさんできそう…

でも、基本的な事をもう一度理解し直してからいろいろ動きたいと思っている。

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