去年のツェチュの様子はこちらから
『ティンプー ツェチュ』は、タシ チョゾンで3日間開催されます。
今年は、10/6~8。その3日間とも違う民族衣装の『ゴ』を着て行ってきました。
ツェチュの様子を、写真を中心に紹介していきます。
<1日目>
ツェチュといえば、現地の人達はデザインにシルクを使ったキラキラした衣装を着ていきますが、自分は少し渋めの衣装を選びました。
まずは、『チャム』と呼ばれる踊り。
次に『マスクダンス』
<2日目>
前日に新しいゴを購入したのでそれを着用して行きました。
ブータンに来てすぐに購入したのは、ウケ狙いも含めて『いかにもブータン!』って感じのにしていたので、今回は『渋い系』で選びました!
※最後の白いのは似合わないのを覚悟の上で試着してみましたw
で、購入したのがこちら…
いかかでしょうか?渋くて格好いいでしょ?w
まぁ、ツェチュの観客の中では地味な方でしたが、何よりも自分の気に入ったのを着れることが嬉しいですよね。
2日目は、1日目とは比べられないくらいの観客が来場していました。
やはり、高僧からブレッシング(祝福)を受けれるとなると、みんな自宅のテレビではなく、実際に来場するようです。
お昼頃に帰ったのですが、オシャレした若者たちが続々と会場入りしていました。
ちなみに、左の子達の着用している『キラ』のお値段はどのくらいだと思いますか?
…正解は、
15000円位ですね。
まぁ、店で購入しようとすれば、ということですが。
この国の人達は、自分の子、または親戚の子に一張羅用のキラを織ってあげるのが普通なので、自分たちでは購入したりはしていません。
だから、傍から見たら、みんな凄いゴージャスなのを着ているんですよ。
高いので10万~とか。製作期間で1年以上かかるものも。いやぁ~凄いですよね~!
そういえば、前日とある土産屋で、旅行客がカード払いで「ポンッ」と20万以上もする『フルキラ』の布を購入していました!
どういう金銭感覚しているんでしょうかね~。
まぁ、ブータンに観光で来れている人達って、相当お金に余裕がある人達ですからね。
<3日目>
最終日は、ブータンで一番最初に購入した派手派手の「いかにもブータン!」って感じのゴを着て行きました。
この日見た踊りは、少し地味目のものでした。
一つ一つの踊りに意味があるのですが、それを分からないで見なければならないのが少し辛かったです。
だって…同じようなことずっとやっているから飽きるんです(爆)
まぁ、3日間とも雨が降らず晴天が続いてくれたのが何よりもよかったですね。
これで、自分にとってブータンでのティンプー ツェチュは最後。
なんだか寂しい気がするけど、珍しい行事に民族衣装をきて2年とも行けたのが嬉しかったですね。
最後に…
途上国ならではのゴミ問題。
新しくゴミ箱を設置したり、次の日の朝に掃除をしたりしていましたが、捨てる側を変えなければ解決しない問題だと思います!
ブータンも、まだまだ色々な問題が山積みです。
『幸せの国』なんて言われているけど、観光客には把握しきれない問題が沢山。
きっと、自国だけを知っていて、外人が入ってこれなかった時代は、これでも良かったんでしょうが…。
だから、僕ら協力隊員も少しずつではありますが、現地人の理解を得るべく活動をしているわけです。
日本でご活躍されている皆様も、是非一度ブータンを始め、様々な途上国へ足を運んで自分の目でをその現場を見てみてください!
きっと、日本では感じれない何かを、そこから感じることができると思います。
でも、「日本も昔はこうだった」ってことを忘れてはいけません!
日本を築き上げた大先輩方に感謝しなければなりませんね。
ツェチュから大きく話がそれましたが…これで終わりにしますw
衣装かなり似合っているね。
返信削除もうすっかり現地に馴染んでいるっていう感じ
>Masahiroさん
返信削除他の隊員に比べると、病院隊員なので普段全然着る機会がないんだよね。
でも、こういう特別な時にはなるべく着ようとしているんだ。
そっちの「現地人と」とか、「現地人化」の写真UPを楽しみに待ってるよ~!