2012年1月3日火曜日

新年早々…

…停電の中での、仕事でした。


この写真を見て、驚かれた方もいるのではないでしょうか?

もちろん、わかっております!

この病院にも、無停電電源装置(UPS)があります。

通常、日本の病院であれば、UPSは停電時でもしばらく電源を供給する事ができ、その間に装置を安全に停止させるためのもの。

ですが、停電が頻繁に起きるブータンでは、ちょっとの停電では装置を停止させません(汗)

ブータンでは、色々な停電があります。
・一時的なもの
・5分~20分程で回復するもの
・1時間以上続くもの

こんな状況下での撮影も、ブータンでは普通なのです。

もちろん停電になった瞬間、電話ですぐに連絡を取り、復旧させてもらうよう促します。

その後は、停電前の検査途中だった患者をそのまま撮影。

その後は状況に応じ、装置を停止させたりしています。


皆さん!ここは、日本ではありません。途上国です!

ご理解下さい!

4 件のコメント:

  1. エクスメソ2012年1月8日 3:22

    この前の地震の後で計画停電があったとき、
    放射線科の全てのPCや機器、PACSサーバーなどのシャットダウン方法を調べたなぁ。
    23区内だから結局停電無かったのだけれど。
    UPSって全部に付いてないし、建物の自家発電はタイムラグあるんだよね。
    こういう状況ってまったく想像してなかったけど、
    緊急度の低い状況で経験しておけばイザッて時にテンパらなくてすみそうだね。
    結構貴重な経験だと思うよコレ。

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  2. ブータンの患者さんは、
    停電時の検査は恐くないのか?
    真っ暗やんっ!!
    逆に患者の立場になると不安だろうなぁと思う。
    停電多いなら、患者も停電に慣れてるのかな

    日本で検査中に停電になったら、
    自分が落ち着いていられるのか!?
    患者さんへの配慮や装置のシャットダウン、経験していないからどれも不安だな。

    と、思いつつも
    心のどっかで『まあ停電なんぞあるかいっ!』と
    思ってしまっているのである。
    良くないよね(汗)

    tmd

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  3. >エクスメソさん
    日本でも、装置の停止方法やPACSサーバーのシャットダウンについては、訓練や実戦でやったことがありました。←規模が小さいですけどw

    でも、電話一本で業者に色々聞けてしまうんだから、日本って素晴らしい国ですよね。ってか、それが業務みたいになってますよね…。

    週に何度も停電が起きているので、もうさすがに慣れましたねw

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  4. >TMDさん
    ブータンは日本とは違い、夜は暗いですし(家の中も)、普段から停電が当たり前にありますからね。
    また、この検査の為に遠くから来た人もいますので、恐いって言ってられないのかもしれませんね。
    あとは、患者-スタッフ間の上下関係もありますし…。
    日本の患者なんてお客さんですもんね。

    やはり、国によって医療に対する概念が全く違うっていうのは、でかいですよ。

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