2011年11月14日月曜日

ブムタン

今回、初めて中央ブータンに行ってきた。

場所は『ブムタン地方』

今回の旅の目的は、ブムタン特有の祭り『裸祭り』を見学する為。

さすがに、この裸祭りを写真に収めることは許されなかった為、ブムタン旅行を写真で紹介していきたい。

ブムタンとは、『チュメ』『チョコル』『タン』『ウラ』の隣接した4つの谷から成る地域の総称。

今回、『チュメ』『チョコル』『タン』に行くことができた。

行き方は、ティンプーからバスで約11時間。
※朝7時出発~夕18時到着

先の見えない長旅だ。

途中、トイレ、ご飯休憩を数回挟み
エマ ダツィ (唐辛子チーズ)

ブムタンには、グッタリとした頃に到着する。

到着した日、ブムタンの特産物でもある
・チーズを使った『ヒマラヤン・ピザ』
・地ビール『レッド・パンダ』
を頂いた。
※ブムタンは、ヨーロッパの技術導入がされている地方でもある

その後、深夜12時過ぎに『裸祭り』を観賞した。

が…

正直、これを見るためにブムタンに来たのかと思うと…拍子抜けしてしまった。
※きっと、深い意味があるはずだが、それを知らないで行くと拍子抜けしてしまう

衣装…透明人間が顔に付けている包帯のようなものに、全裸。。。

<チョコル>
翌日、裸祭りのあった『ジャンパ ラカン』に昼間のツェチュを見に行った。
※パロの『キチュ ラカン』と並んで、ブータン最古の寺

ティンプーのツェチュと比べると、大変コンパクトなツェチュに感じた。

傍から見たら、地元の人達にあたたく見守られて開催されているツェチュなのだが…

よく見てみると…現地人より、圧倒的に外人観光客が多い…これって、どうなんだろう?と感じた。

このラカンの壁には、仏教を守護する四方向の王『四天王』が描かれており、ラカンを四色の仏塔が囲むように建っているのも珍しい。
東:白 北:黄色 南:青 西:赤

このチョコルの県庁所在地『ジャカル』は、私がブータンに来てから既に2回、火災の被害にあっている町だ。

その為、町並みを見ると『比較的新しい町』の印象を受けてしまうのが残念。

<タン>
ウゲンチョリン ナクツァンに民族博物館を見に行ってきた。


<チュメ>
このチュメには、二つの織物工房がある。『ヤタ』と呼ばれる織物が有名。

他も観光していた為、自分の中ではメインであったはずのチュメのヤタ工房に着いたのは、夜の19時近くになってしまった。

その為、買い物を楽しむという事は残念ながらできなかった。

目に付いた良さ気の品を現地語で値下げして購入、というのをひたすら繰り返しただけ。

もっと、ゆっくりコミュニケーションをとりながら…なんて悠長なことは言っていられない状況だった。

翌朝、6時のバスで、ティンプーに戻った。

ブータンでの車での移動の際には、『牛が優先』という状況がよくある。
こういう光景を目にすると、なんだか癒される。

ティンプーの行きつけの野菜市場で、ヤタ コートを着たアマ(母)と記念写真。
このヤタ コート、チュメだと2800円程で手に入る。

今年の冬にヘビロテすること間違いなし!

来月から、ブムタンまで国内線フライト サービスが開始されるとのこと。

時間はパロ-ブムタン間で18分らしい。

バスでの長距離移動は、もうお腹一杯という感じ。次回は、飛行機で行きたいと思う。

日本からの旅行客にも朗報なのでは?
※なんてったって、ティンプーからの移動2日にも一日当り$270が掛かってきますからね…

2 件のコメント:

  1. ヤタコート似合うな!!

    織物のコートでしょ?
    冬乗りきれんの?

    ブータンの冬は日本と比べてどうなんだ~

    TMD

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  2. ブータン Shin2011年11月17日 17:42

    >TMDさん
    ヤタコート、本当はアマ(お母さん)のような柄が欲しかったんですが、なかったんです!涙

    でも、これはこれで日本でも着れる感じですよね?w

    今は、11月ですが、この下はTシャツ1枚だけで大丈夫です。
    でも、そろそろ下にどんどん着込む時期ですね。

    ブータンの冬は、地元長野よりも寒く感じます…
    暖房設備が十分でないのと、部屋壁の隙間風で!

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