2011年3月9日水曜日

India③(Varanasi)

<2/26 San>
起きたのは10時過ぎ。

列車からインドを眺めたりしてゆっくりとした時間を過ごした。

到着予定時間は12:35だったが、実際に到着したのは16時頃。

駅を降りてすぐにオートリクシャ・ホテルへの勧誘の声が次から次へと…本当に疲れた。

そして、オートリキシャと徒歩で、バラナシの安宿街に着いた。

しかし、端からホテルが空いてないとの返答。

そしてなんとか空いている宿を見つけた。

・宿泊Hotel…『久美子ゲストハウス』
 ドミトリー(朝食付)…50+40Rp/泊

ここVaranasiには、インドの母なる大河ガンジス河(ガンガー)があり、死を迎える人達が来る場所でもある。

先に泊まっていた人と、ボートで向こう岸へ渡り 『誕生日にガンガーに浸かる』 というもう一つの目的を果たした。

毎日18時位からやっているというプジャを見て、

Sooに夕食を御馳走になり、買い物をしてVaranasiでの誕生日を過ごした。

しかし、同じ部屋で他の住人がいろんなこと(臭かったり…光が何度も「シャッ」ってなったり)をしていて気持ちよく眠ることが出来なかった。

その人達はある意味、気持ちよく「キマッて」いたのかもしれないが。

まぁ…見てないから良く分からないが。


<2/27 Sun>
この日は一日中、端のAssiから端のDurga Ghatを散歩した。
※Ghat…岸辺から階段になっていて河水に没している堤のことで、沐浴場にとしても使われている。

一番面白かったのは、ジャーンキーガートでジャンキーなおじいちゃんが手を叩いて歌を歌っていたのだった。

一番うさん臭かったのは、コブラ使いのおじさんだった。
※この状態になるのに、手でコブラを刺激していたw

一番印象的だったのは、マニカルニカー・ガートの火葬場だった。

ここで、初めて死者が焼かれるのを見た。

20箇所位でそれぞれ焼かれていた。

なんだか、匂いもそんなに気にならず(香りがいいものを一緒に焼いているため)ずっと見ていた。

<火葬場の流れ>
・次から次へと家族が死者を運んでくる
・お祈りを済ませる
・何年も消えていないという神聖な火を貰ってきて点火する
・焼番の人が、竹の棒を使い全身をしっかり焼く。

※子供が亡くなった場合は、焼かずに石と一緒にガンガーへ沈めるらしい。コブラに噛まれ死亡した人も。コブラはガネーシャの首に巻かれており、神聖な生き物だかららしい。

ヒンドゥーの信仰によれば、ガンガーの聖なる水で沐浴をすれば、全ての罪は浄められ、ここで死に遺灰がガンガーに流されれば輪廻からの解脱を得るという。これはヒンドゥー教徒にとって最高の幸福といえるらしい。

ガートを歩きながら、不思議な気分で一日を過ごした。


<2/28 Mon>
コルカタへ夜行列車での移動日。

朝6時に起き、ボートで日の出のガンガーを見に行った。

朝食後、同じ宿に泊まっていた日本人が、一緒に沐浴しないかと声をかけてきた。

自分もずっと入りたかったので 『旅の思い出に具合悪くなってもいい』 と覚悟を決めガンガーへ全身浸かった。

この後に、すぐ宿でシャワーを浴びたためか、具合は悪くならなかった!
※先輩隊員の一人が、このガンジス河で個人メドレーをした後、病院に入院するほど体調を壊したらしい。といっても、インド人はみんな平気で泳いでいる。

昼過ぎまで一人で、インド音楽のシタール・タブラCD、小物・衣装等のお土産の購入、狭いバラナシ路地を散歩。

午後、宿の人達の間で噂になっていたLassi屋に行きBanana lassiを飲んだ。

今まで飲んだラッシーの中で一番うまかった!

宿から駅へ出発するまで、宿の屋上から最後のガンガーを眺めていた。

コルカタへの移動の夜行列車時刻は18:10、またまた時間通りに来た。

この列車の中には、小さいゴキブリがそこら中をウロウロしており…。

夕食付だったが食べる気にならずキャンセルした。

 
Kolkata編へ続く

2 件のコメント:

  1. Agraのキクチ画像といい、死を迎える人達が来るガンガーの画像といい、なんだか流れが恐かったww

    個人メドレーwww

    ジャンキーのおじいちゃんの画像好きだなー
    この画像のおじさんが同じ部屋の他の住人か?

    tmd

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  2. >TMDさん
    ガンガー…その川には何人もの人が沈んでいるです。

    火葬場の横でガンガーに浸かっている人たちもいますし…火葬場は神聖な場所なんだと感じました。

    そんなガンガーに全身浸かったら…冷やりと感じ…何とも言葉では表現できないような不思議な感じがしました。

    ジャンキーの爺ちゃんの動画を撮ったんですが…間違って消してしまったようなんです!涙
    これ!本当にショックなんです!

    同じ部屋の住人は…↓涙

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