今回は、その山火事によって「燃えてしまった場所に、自分達で植林をしよう!」という、企画に参加してきた。
今回の主催はブータンの団体JAARB。開催のあいさつ。
これが、山火事の起きたところ
先日、団体の人達があらかじめ穴を掘っておいてくれたみたいで、それをみんなで手分けして探し、160本程の数種類の木の苗を植えた。
でも、植えるための穴が…深すぎ!。
ということで、作業の手順は
①穴を見つける(写真:左上)
②深すぎる穴を、半分以上埋める (右上)
③ポリポットから苗を取り出し (左下)
④植える (右下)
数日前にも、既にブータン人が苗を植えたみたいだけど…
プランティングに関する知識が乏しすぎで…せっかく植えた苗達が枯れたり無残な姿になっていた。
大きすぎる穴に苗を植えた為、雨が溜まり易くなってしまい
その結果、苗が腐ってしまったり、枯れる…
「植林をしたい!」
と、いう気持ちはあるが…植林に対する十分な知識が無いため…意味も無くなってしまう。
やはり、途上国には我々が持っている 『当たり前の知識』 さえ無いのが現状なのだと感じた。
※日本では、小学校の野菜栽培の課外授業時に、知らず知らずにこれらの知識を学ぶ。
基礎が無いのに、先進国のように目立ったことをやりたがる…
「背伸びして行動に移す前に、まずは自分達の力量を把握し、基礎構築から始めなければ…」 と思わずにはいられない。
こういう悪循環サイクルから抜け出すには…どうすればいいのかな?
ともあれ、今回植えた木が、元気に育ってくれることを祈るばかりだ!
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