2011年5月4日水曜日

PACS

この途上国と言われているブータンの首都病院に、PACSがやってくるかもしれません…。

本日、放射線科代表者とインドのエンジニアによるPACSに関するミーティングが開かれていました。
ブータン…本当に途上国なんでしょうかね?

自分の想像していた途上国とは少し違いました!汗

まぁ、インドの協力がかなりあるため 「やりたい!」 っと思ったら出来てしまうんですね…。


ここでPACSについて少し説明します。

『PACS (Picture Archiving and Communication Systems)』
とは、医療用画像管理システムのことで、日本の病院では当たり前に使われているシステム一つ。

簡単に言えばCR・CT・MRI・超音波といった画像撮影装置から受信した画像データを保管、閲覧、管理することを目的としている。また、DICOMという共通規格を使用することで画像の一元管理が可能になる。
※CR(Computed Radiography)…コンピュータX線撮影のこと

PACSにより、医師・技師が病院内であれば簡単に画像を参照・画像処理することができる。
Ex)遠隔、読影・診断・フィルム化ができる
  診察・説明時に使用できる
  他の端末に転送し、画像処理を行える


さて、この病院に「フィルムが高いという理由」で動いていない、デジタルX線撮影装置(FPD搭載のもの)があります。

いつになるかわかりませんが、このPACS化で再稼働するのでしょうか?

乞うご期待!

2 件のコメント:

  1. キタコレ!
    PACSかよっ
    弓矢が刺さる日常にPACS!
    面白いね~

    Drから「画面固まったけど!?」
    って電話で外来に急行したら「Numlock」
    が掛かっててテンキー打てなかっただけ!とか
    キーボードの上に医薬辞書が乗っかててビープ音
    なり続けて「壊れた!来て!」って云われたり・・・
    そんな日常がブータンにも!来るのか?

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  2. >X-menさん
    本当に、日本で少し遅れている病院っていう感じですよ…。まぁ、いつになるか分かりませんがね。
    首都の病院には、ITテクニシャンと呼ばれる人たちがいるので、放射線科の人たちは、対応しなくていいと思っています。
    正直「システムが結構しっかりしてないのに、そんなのやっちゃって大丈夫かな?」っと思っています。
    俺は…普段CT室で、技師たちが私用で使用しているPCのトラブル?の対応をさせられていますがねw

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