2010年7月19日月曜日

聖地 タクツァン僧院

今日は、RIM研修最終日。

ブータンの空港があるパロのタクツァン僧院に登ってきた。

Picnickの企画で、RIMの現地スタッフとその家族も一緒に行った。

※タクツァン僧院とは…
タク…ゾンカで虎 ツァン…住みか
標高約3100mの切り立った岩肌に悠然と建つブータン仏教の最も重要な聖地の一つ。その昔、ブータンに仏教を広めた高僧グル・リンポチェが、虎の背中に乗って飛んで来て、崖のくぼみで瞑想をしたとされる場所に建造されている。1998年火災で焼失したが、現佐は復元され依然と変わらない佇まいでブータンの人々の信仰を集めている。

そう、「タクツァン」はブータンと言えばここ!っていうくらいの名所。

とても楽しみにしていたが、天気は朝から雨…

7時に出発して首都のティンプーからパロまでバスで約1時間程。

そこから、タクツァン登り口まで30分。

到着したのが10時過ぎ。そこからBreakfast。

腹ごしらえを終え、いざ出発。
タクツァンまでは登山でしか行けない。

登山道は、馬の糞だらけでよけて歩くのにとても苦労した。

たぶん、1回も踏まないで登るのは不可能だろう。


まず約1時間で中間地点に到着。
ここからから目的地のタクツァンまでまた約1時間登る。

現地の子供たちは、どんどん進んでいく…

なんて足腰してるんだか!


普通は、タクツァンが見える場所なのだが…生憎の天気で全然見えませんでした。
そして、歩き続けること2時間でついに到着。

神聖な場所で、中にはカメラは持ち込めない。

現地の人たちは、民族衣装で参拝するのが規則。

本当は、神聖な場所の為正装で入るべきなんだが、外人は特別らしい。

次回は、民族衣装のゴを着て登ってみたいと思う。


参拝は、いったい何部屋しただろうか…10くらいかな。

いつの間にか持って行ったお賽銭がなくなってたw

タイガーネストと呼ばれる穴にも入ることができてとても感動した。

苦労して登った甲斐がありました。
そして、帰りはなんと天気が回復し素晴らしい風景を眺める事が出来きた。

登りと、下り。二種類のタクツァンを眺める事ができて贅沢だったと思う。
下山して遅めのLunch。
ここでも、野犬が凄かった。隣で縄張り争いなんかが始まっちゃって…。

牛に対しても吠えていて…とにかくうるさかったな。

ブータンの人に、日本の踊りを見せろと言われフォークダンスを教えた。

帰りのバスの中、現地の人たちがほろ酔い状態で、バスの中で大合唱!
local songを生で聞けてとてもうれしかった。

片や日本人は…疲れきっていて静かだった…なんか寂しく感じたな。

帰りにもパロ内で2カ所参拝した。

何かを一生懸命に信仰できるっていい。

何か自身があるんだよね。


とにかく今日は、ブータンの凄さをたくさん体験できた日だった。

明日から、パロで5日間のHome stayがstartする。

現地の人と一緒に生活することで、またいろんなブータンを見る事ができると思う。

2010年7月17日土曜日

ターキンZOO

今日は、RIM研修でターキンZOOにpicnicに行った。

場所だが、現在住んでいる首都のティンプーから車で10分ほどの山にある。

歩きやマウンテンバイクで登っている人もいて気持ちよさそうだった。

その前に、サンゲガン展望台に行った。


ここは、BBS(ブータン放送)の放送塔がある場所でティンプー市が一望できる。

カップルのデートスポットにもなっているようだ。

付近には、市民が祈りを込めて立てた、ダルシン(経分旗)が数え切れないほど風になびかれていた。

そして、ついにターキンZOOへ。

ターキンとは、中国ではパンダ・金絲猴と並んで三大珍獣に指定されている程の動物である。

楽しみに近づいてみると…鹿が…。

気を取り直して進んで行くと…

ついに、ターキンが!!

子供の「ちびターキン」しか近くで見る事が出来なかったが、近いので何度も来れるのがうれしい。

そして、Picnicといえば、外でLunchでしょ。

研修先からワザワザ運んできてくれた食事。

みんなで、おいしく頂いていると…

何やら殺気が!!

そう、野犬に囲まれていました!

しかし、野犬も昼間はそんなに凶暴ではありません。

黙ってこっちを向いている姿を見ると…ついつい肉の塊をあげてしまう。

食事後の犬の姿…

まだ、他にもいたけど、何なんだこのformationは!!

きっと、階級があるんでしょうな。

夜は、オオカミの血が騒ぎ、凶暴になる犬…

噛まれないように気をつけようと思う。

2010年7月16日金曜日

RIM研修2

前回の続き…

研修の内容について写真で簡単に紹介する。

・新聞社の見学
・BBSの見学(BhutanTV局)

・民族衣装の着付け

正装は、肩からぶら下げているカムニを身につける。
・Handicrafts Emporium Corporation の見学

・伝統医療施設の見学

・国立図書館の見学

写真は、世界一出かい本で、ギネス記録になっているらしい。

・タシ・チョゾンの見学(日本でいうお寺みたいなとこ)
訪問した15日は、お釈迦様が初めて説法をした日らしくBhutanの祭日で、たくさんの人が参拝に訪れていた。
ここで、Bhutan仏教で一番偉いジェイキンポーと、Bhutanの4代、5代国王の三人を見た。
このKingとBhutan仏教で一番偉い人のジェイキンポーだけ、カムニが黄色であり、存在感があった。
※カムニは、一般は白・大臣は橙・ダショーは赤
他にもブーツの色で位の違いを表している。
Queenも来ていて、一緒にいた隊員の子が話しかけられていた!

明日は、土曜で休みだが、病院の見学とテキスタイルMuseum・ターキーZooにpicnicに
明後日の日曜日は、タクツァン僧院にpicnicに行く。
来週からは、ついに隣の市のパロで5日間のHome stayが始まる。
再来週からはついに職場で活動がStartする。
洗濯機や、冷蔵庫も自分で買わなければならないし…結構忙しい…。
また、一週間くらいはUPできないかもしれない。
いや、それ以上かも…。
とにかく、暇を見つけたら今日みたいに事務所まで来てUPしたいと思う。

RIM研修1

※今週は、ドミのネット環境が最悪なのでまとめてUPします。


今週からRIM(Royal Institute Of Managment)研修がStartしている。

この研修は、簡単にいえばBhutan王国を知ろうというもので

午前は、ブータンの礼儀作法・文化・警備・交通・法律・言語等について講義を受け

午後は、いろんな施設を訪問するとういうもの。

今週受けた、研修施設のRIMを紹介する。


・研修所外観

・午前の講義をうけた部屋。

・11:15からあるTea Break

って…結構おもい…

・13:00からLunch

Bhutanでは、作ってくれた人においしいと表現するには、3回くらいお代りしないと伝わらないらしい…

だから、やたらみんな「おかわどうぞ!」ってすすめてくる!

Menuはこんな感じ…休憩の時の軽食でいつもお腹いっぱいだけどねw

なんとかいつも食べてた。

2010年7月9日金曜日

新居

今日、28日から住むことになる新居の見学に行ってきた。

新居は、基本的に派遣国の配属先が用意することになっている。

大抵、職場から近いところで探すのが普通らしいが…

今回決まった新居は、職場から坂道を歩いて30分かかるところ…

てか…遠くないか!?

いや…遠い…

先輩隊員に聞いても遠いっていうし…

JICAも変更してくれるように言ったようだが…

職場が既に契約してしまったようで…

解約するには、最低3カ月は住まないと無理らしい。

いやいやいや!!!!!


そんな中、今日の午後下見に行ってきた。

車で、急な坂道をグングン登り…着きましたよ。

場所は、モチタンで結構お金持ちの人らが住む場所らしいが…

それを感じさせない外観…結構ボロボロな気が…

そして、3階に上がって実際に部屋の中に入ってみる…

良いのか、悪いのかよくわからなかった。

分かったのは、Bhutanのアパートには、なかなか無いお風呂の浴槽があったのと

部屋が2部屋あったということだけだ…
週6でこの山道を30分かけて通うのを考えると…
なんだかとても憂鬱に感じてきた。

みんなは、近いのに…

すぐ近くに何でも揃うスーパーがあったのは良かったが…


見学に行ったあと、実際にdormitoryから歩いてみた。

病院からドミまで10分。

ドミから家が20分。

やっぱり30分歩かないとダメみたい。

帰りは町に20分かけて下ったが…

それだけで膝に物凄い負担を感じた。

みんな慣れるとは言うが…

こりゃ、膝壊すな。

2010年7月7日水曜日

表敬訪問2

今日は、ministry of health(保健省)へ表敬訪問に行ってきた。

これで、表敬訪問は終わり。

今後のscheduleは…

・今週 …ゾンカ語研修
・来週 …RIM training
・再来週…Home stay(in Paro)
・28日~…JDWNRHで活動開始

RIM研修とは、1週間みっちりとBhutanの歴史・礼儀作法について研修するもの。

やはり、他の国には日本と違った常識・礼儀作法があるため、しっかり学びたいと思う。

そして、Bhutanの歴史・GNH等についても、なかなか講義して頂く機会はないため、とても貴重な経験になると思う。

その後は…ついにThimpuから西に車で1時間位行ったところのParoで、農家に5日間Home stayする。

今の時期は、田植え等も終わっていて、特になにをやるのかまだ分かっていないがとても楽しみだ。

いつもDormitoryでは日本語で会話しているため、Home stayのゾンカ&英語のみの生活がとても楽しみだ。

しかし…毎年ダニに悩まされる人がいるようで…それが少し不安だ。

2010年7月6日火曜日

青空授業

今日のゾンカ語研修は、外で行われた。

今まで教わったゾンガを使い、実際に店で買い物をしてみよう!というもの。

途中、自分が勤務することになるJDWNR病院を通った。


病院の前にはたくさんの人がいた。

ブータンの医療費は、無料だからか?

家族みんなで来たりするらしい…。

外人もタダみたいだけど…

検査・治療は普通にできる意みたいだけど、当日検査したりするのは難しく

薬を出すのがmainらしい…

また、勤務してからブータン病院の諸事情や病院内を紹介したいと思う。

お楽しみに~!


お店で買い物を終えた後は、近くのHotelでお茶をした。

Hotelといっても名ばかりで…アパートのワンフロアを使ってやっている感じ。

そこで、『su ja』というBhutnaのバター茶を頂いた。
想像していたのは、バターと砂糖をふんだんに使った紅茶!

しかし…想像を絶していた…

出てきたSu jaを飲むと…なぜかソルティ…

なぜ?Bhutan人は塩を入れてしまったのか…

うまくなかった…

大丈夫といっていた人もいたが…

おれは、無理だった…

現在、食の異文化理解に悩まされている最中。。。

2010年7月4日日曜日

散歩

今日は、日曜日なのでゾンカ語研修は休み。

そのため、いつも見ている山に散歩に行ってみることにした。


そこは、Buddha pointと呼ばれる場所で、現在、大仏の建設をしている場所である。

そこからは、ティンプーが一望できる。


「ルンタ」と呼ばれる、経文が印刷された薄手の布が風になびいていてとても幻想的だった。

途中、写真を撮影したりしながらゆっくり歩いたので、1時間半くらいで到着した。
長野で育った自分からすると、ティンプーは首都だからか空気がとても汚く感じる。

しかし、少し山の方に登ると長野に似た気持ちいい空気に変わる。

バイクがあれば、毎日でも来たい場所だな。

今回は少し軽装過ぎたw

次は、逆側の山に登ろうと思う。

2010年7月2日金曜日

先輩ご飯

この3日間、新隊員で夕飯を作っていない。
学校が長期休みに入ったため、地方で活動している学校隊員の先輩方が首都にあがってきている。
その皆さんがご飯を作ってくれた。

一日目…ご飯・ケワダツィ・サラダ・エマチョップ・その他

二日目…そこにゴーヤチャンプル(沖縄出身者がいるので)

三日目…BBQ

ホントにうまかったな…。
ただ…腹が出てきた!!
この食生活をしていると、自分は日本にいるのではないかと錯覚してしまう。

でも、この国…首都は、意外となんでもあるのでビックリさせられている。
お金があれば…日本と変わらぬ生活ができると思う。
水は1リットルNu15(日本円で30円)
でも、やかんとかの日常用品とかは日本と変わらない…。
そして電化製品に関しては、日本の方が安かったりする。よくわからん。
洗濯機(三万近く)、冷蔵庫(二万)は自分でそろえなければならない…

先輩!ご馳走様でした!!

ハンバーガー屋




今日のお昼は、町のハンバーガー屋に行ってきた。
ティンプー唯一のハンバーガー屋かもしれない。
値段は、結構でかいハンバーガーとポテトのセットでNu150(300円)くらい。
同期の3人で、安い方なんじゃない?とおいしく食べていた。



しかし、MENUの下の方に
「税金で10%・サービス料10%を請求させていただきます」
…と。
なんじゃそりゃ!!
・Beefハンバーガー・ポテトセット(Nu150)×3
・水(Nu30)
・PIZZA(Nu170)
・シェイク(Nu40)×3
請求されたのが、Nu1152(2300円)
いや…計算合わないっしょ!?
完全に、違う人の請求されたかorぼったくられた…
今度は、ハンバーガーセット1つだけ頼んで確かめてきてやる!!
でも…先輩に、「はじめはやっぱブータン料理屋いかなきゃ!」
って言われた。
確かにw
でも、月一位は行ってもいいかな。